個人向け国債、それぞれの特徴
3つの国債一覧
個人向け国債には「固定3年」「固定5年」「変動10年」の3つの種類があります。3つを同時に比べやすくするために一覧にしてみました。
2020年12月現在募集中の個人向け国債
権利確定月 | 配当利回り | 最低投資金額 (必要金額) | 優待内容 |
4月と10月 | 0.0143 | 153,800円 (1株1,538円) | 【100株~300株未満】 ・500円分の優待券4枚 【300株~500株未満】 ・500円分の優待券6枚 【500株以上】 ・500円分の優待券10枚 |
大きな違いは「固定」と「変動」。それと年数です。固定金利は設定当初の金利が3年~5年間そのまま固定されます。先の見通せる堅実な投資になる代わりに、物価が上昇したときでも金利は変わらないので、市場金利が上昇したときには「なんとなく損した気分」になることもあり得ます。
※元本保証なので満期まで保持すれば本当の損はないのですが
対して変動金利の場合、半年ごとに市場動向を見て金利が見直されます。市場金利が上がっていれば利子も増え、市場金利が下がっていれば利子は下がります。固定型の国債と比べて多少は「おもしろみ」はありますが、こちらも元本保証ですのでギャンブル性はありません。