2023年末でジュニアNISA制度は終了しました。

ジュニアNISA口座ってどうやって開設するの?

一般的なNISAは20歳以上ですが、未成年者でも申し込みができるジュニアNISAもあります。年間80万円まで可能なジュニアNISAの口座開設にはマイナンバーが必要なようです。この記事では、一般的な金融機関でのジュニアNISAの開設方法を紹介していきます。

3ステップで見る開設の流れ

ジュニアNISAを開設できるのは国内に居住している0歳~19歳までの未成年者で、1人につき1口座となります。名義は未成年者となりますが、管理者として親権者(法定代理)からの申し込みや管理が必要になります。

①口座開設の申し込み
金融機関の窓口もしくは、インターネットで口座開設の申し込みをします。窓口ならば、ジュニア口座開設届出書をもらい必要書類をきいていきましょう。インターネットの場合は、申し込みをすると、口座開設届出書が送付されてきますので、記入し必要書類と共に返送します。金融機関によっては、NISAとは別に未成年者本人の証券総合取引口座開設が必要になることもあります。

②必要書類を提出
各種金融機関によって、必要なものが多少異なるようですが一般的には下記の書類が必要とされています。窓口ならば原本、郵送ならば写しを送付しましょう。写しを送付する際は、書類によって表面だけではなく裏面も必要になるものもあるので、申し込みをする金融機関に確認しておきましょう。

・口座開設届出書
・未成年者のマイナンバーが確認できるもの※
・未成年者の本人確認書類(健康保険証や住民票の写しなど)
・親権者の本人確認書類(免許証やパスポート、個人番号カードなど)
・親権者と未成年者の関係がわかるもの(住民票、戸籍謄本など)
・印鑑

※マイナンバーとは、国民1人1人の社会保障や税の情報を管理するためのID番号のことです。2016年1月から始まり、マイナンバーが確認できるものとしては、市町村から送られている通知カードもしくは個人番号カード、マイナンバー記載の住民票で確認がとれます。

③口座開設完了
必要書類を提出すると、金融機関の方から税務署へ開設申請が行われます。(1~2週間ほど)開設が無事完了すれば、金融機関から開設完了の連絡がくると思われますので、通知を受けてから取引を開始できます。