2023年末でジュニアNISA制度は終了しました。

ジュニアNISAの概要や注意点について

ジュニアNISAは2016年から開始した、未成年者のための非課税投資制度です。お子様やお孫さんの将来のために、少しずつ資産形成をしたい方や、相続対策を考え中の方におすすめです。制度の概要や特徴、注意点についてみていきましょう。

概要と特徴について


引用:金融庁

①従来のNISAと共通しているところが多い
ジュニアNISAと従来のNISAは
・1人1口座であること
・金融機関の変更は年1回可能
・非課税対象は配当金や譲渡益
・非課税期間は5年間
・新たな投資の最終年は2023年まで
・対象となる金融商品が同じ
といった共通点があります。

②投資額は毎年80万円まで
ジュニアNISAの投資枠は毎年80万円まで、日本や海外の上場株式、投資信託などを購入できます。

③名義人は未成年者本人
ジュニアNISAの口座名義人は0歳~19歳までの未成年者が対象となっています。とはいっても購入や資産の売却については、親や祖父母などといった二親等以内の血縁者が運用管理者となります。(※15歳以上ならば未成年者本人が管理することもできます。)

④追加で2つの口座が作られる
ジュニアNISA口座を開設すると「課税ジュニアNISA口座」も同時に作られ、その後の運用状況によっては「継続管理勘定」という口座も作られます。

課税ジュニアNISA口座は、資産を売却したお金や配当金などが入れられる口座です。一方の継続管理勘定と呼ばれる口座は、5年の非課税制度が終了するのが、2023年以降だった時のロールオーバー専用口座となります。